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成績を伸ばす勉強法とは?正解した問題もやり直す重要性とその理由

執筆者の写真: 京大式家庭教師塾 塾長京大式家庭教師塾 塾長

更新日:2024年12月30日

1. はじめに – 効率的な勉強法を探しているあなたへ

「勉強しているのに成績が伸びない…」「毎日頑張っているのに結果がついてこない…」

そんな悩みを抱えている受験生や保護者は非常に多いものです。特に受験が近づいてくると、焦りや不安が募り、「もっと効率よく成績を上げられる方法はないか?」と考える人が増えていきます。

しかし、実際には多くの人が、間違った勉強法や効率の悪い学習方法に時間を費やしてしまっているのが現状です。例えば、「間違えた問題だけ復習すればいい」と考えている人も多いですが、この方法では成績を飛躍的に伸ばすことは難しいと言われています。

そこで今回は、有名な心理学の実験をもとに、「正解した問題も含めてやり直す」勉強法がなぜ効果的なのかを解説します。さらに、当塾の生徒が実践した具体例も紹介しながら、成績を効率よく伸ばすための勉強法や参考書の選び方についても詳しくお伝えします。最後には、当塾の特長やサポート体制についても触れていますので、受験勉強に悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。


2. 有名な実験 – やり直し方の違いで成績はどう変わる?

実験の概要

アメリカの教育心理学者による有名な実験では、次のような条件で学習効果の違いが検証されました。

実験の流れ:

・学生を2つのグループに分け、同じ問題集を解いてもらう。

・テスト結果に基づき、復習方法を変えて学習を継続。

  1. Aグループ:間違った問題だけをやり直す。

  2. Bグループ:間違った問題も正解した問題もすべてやり直す。

その後、一定期間後に再テストを実施して学習成果を比較しました。


実験結果 – 成績の差は歴然!

結果は衝撃的でした。

  • Aグループは平均で10%程度の成績向上

  • 一方、Bグループはなんと平均で25%も成績が向上しました。

この差は単なる偶然ではありません。Bグループの生徒たちは、正解した問題も繰り返し復習することで理解をより深め、知識を確実に定着させたことが成績アップにつながったのです。


3. なぜ正解した問題もやり直すべきなのか?

① 理解が不十分な場合が多い

一度正解した問題でも、たまたま答えを導き出せただけで、解法や考え方をしっかり理解していないケースは非常に多いです。

例えば数学の場合、「公式に当てはめたらなんとなく正解できた」ということはよくあります。しかし、本番の試験では出題の形を少し変えられたり、応用問題としてひねられたりすると、途端に解けなくなることが少なくありません。

こうしたケースを防ぐためにも、正解した問題も含めてやり直すことで、思考のプロセスや解法を完全に自分のものにする必要があります。


② 忘却曲線に打ち勝つため

ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した「忘却曲線」の理論によると、人間は学習した内容を時間とともに忘れていきます。特に短期間で集中して覚えたことほど、忘れるスピードが速いとされています。

そのため、間違った問題だけをやり直すのではなく、正解した問題も繰り返し解くことで記憶を強化し、知識を長期間保持できるようにする必要があります。


③ 解法パターンを自動化するため

数学や理科では、解法パターンを頭に染み込ませることが非常に重要です。特に応用問題や入試問題では、いくつかの基本的なパターンを組み合わせて解く必要があるため、パターンの自動化が鍵を握ります。

正解した問題もやり直すことで、解法パターンが自然と身につき、テスト本番でもスピーディに正確な答えを導き出せるようになります。


4. 当塾生の体験談 – 京大式オンライン塾で偏差値40台から60台後編へ!

悩み:勉強しても伸びない焦り

当塾に通っていた高3生のMさんは、数学の模試で偏差値55が限界でした。

青チャートは一通り終えており、基本問題は解けるようになっていましたが、応用問題や記述式問題になると歯が立たず、模試の得点も安定しませんでした。

本人も「基礎はできているはずなのに、応用になるとまったく手が動かない」と悩んでいました。

解決策:正解した問題も含めて徹底的に復習!

このとき指導したのが、今回紹介している**「正解した問題も含めてやり直す」学習法です。

ステップ1:徹底的な分析

模試や過去問の結果を細かく分析し、正解した問題でも理解が曖昧なものを洗い出しました。

ステップ2:全問やり直しの習慣化

解けた問題も含めて、解法の流れやパターンを再確認しながら何度も繰り返すことで、解法を自動化できるようにしました。

ステップ3:難問演習と実践訓練

応用問題に挑戦しながら、時間制限を設けて実践力を高める訓練を追加しました。


結果:1年間の学習で偏差値42→66へ!そして神戸大学医学部に合格!

この学習法を2か月継続した結果、模試では偏差値が7ポイントアップ。第一志望校に合格することができました!


5. 京大式オンライン塾で効率的に学ぶメリット

  • 完全オーダーメイドカリキュラム 苦手科目をピンポイントで克服できる授業を提供。

  • プロ講師による個別指導 受験に精通した講師陣が、基礎から応用まで徹底指導。

  • オンラインだから自宅で安心して受講できる 感染症の心配もなく、安全な環境で学習できます。

  • 無料受験相談実施中! 進路や勉強法に関する悩みもLINEにて気軽に相談可能!

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