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共通テスト対策パック徹底比較!Kパック・Vパック・Z会の数学対策はどれが最強?

執筆者の写真: 京大式家庭教師塾 塾長京大式家庭教師塾 塾長

はじめに——共通テスト対策で人生を変える一歩を踏み出そう!

合格体験記をもとにして、それぞれの特徴を書きました。


「共通テストまであと3カ月…このままで大丈夫かな?」

これは、昨年の10月、僕の教え子であるSくんがふと漏らした一言です。Sくんは地方の進学校に通う高校3年生。偏差値は55程度で、志望校は偏差値65の国立大学でした。

Sは11月に京大式オンライン家庭教師に入塾しました。共テの点数をあと10点挙げて欲しいということです。

数学が苦手で、模試の点数もいつも5割を超えるかどうかギリギリ。焦りを隠せない彼の姿を見て、一緒に作戦を立てることにしました。他の教科が8割できるから、数学はせめて6割あれば大丈夫!ということでした。


「このままじゃダメだ。今から“共通テスト対策パック”を使って逆転合格を目指そう。」

河合塾「Kパック」駿台「Vパック」、そして Z会の予想問題パック を学校で今後やるということで、これらで最終調整をしました。

この記事では、これら3つの教材をSくんの実例をもとに徹底比較し、どれが最も効果的だったのかを赤裸々にお伝えします。さらに、あなたが自分に合った教材を選び、合格をつかむためのヒントもたっぷり紹介!ぜひ最後までお読みください。


1. 河合塾「Kパック」——基礎から応用までバランス良くカバー!

最初に取り組んだのが 河合塾「Kパック」 でした。

特徴と難易度:

  • 難易度は 共通テスト本番とほぼ同レベル

  • 問題数が豊富で、基礎から応用までバランスよくカバー。

  • 解説が丁寧で、初学者や数学が苦手な人でも取り組みやすい設計。


メリット:

  • 本番に近い難易度で実践力をつけられる。

  • 解説が詳しく、「なぜその解法なのか」が理解しやすい。

  • 模試感覚で取り組めるため、時間配分や問題形式に慣れるのに最適。

  • 解き直しを重視した作りで、基礎力の底上げに役立つ。


デメリット:

  • 難関校を目指す受験生にはやや物足りないレベルに感じる場合がある。

  • 解説が優しすぎるため、応用問題への対応力が育ちにくい。

  • 問題のバリエーションが少なく、特殊な出題形式への対策には弱い。


実際の点数の変化:

S君が最初に「Kパック」を解いたときの点数は 58点(100点満点)。本番を想定した問題が多く、時間配分や解法の練習に最適でした。弱点をしっかりと認識し、基礎問題からやり直すと本番は 72点までアップ!

ポイント:「Kパック」は、数学が苦手な生徒でもステップアップしやすい教材。共通テストの形式に慣れることで、点数を安定させることができます。


2. 駿台「Vパック」——応用力を鍛える難問揃い!

次に取り組んだのが、難関校対策に定評のある 駿台「Vパック」

特徴と難易度:

  • 難易度は 本番よりやや高め

  • 特に数学では、応用力や思考力を問う問題が多く、難関大学を目指す生徒向け。

  • 解説は簡潔で、基礎力がある人向けに設計されている。


メリット:

  • 難易度が高いため、解きごたえがあり、応用力を鍛えられる。

  • 「本番で難化した場合」への対策として非常に有効。

  • 計算力や速さを求められる問題が多く、実力派の受験生には最適

  • 模試より難しい問題に挑戦することで、本番での緊張感に強くなれる。


デメリット:

  • 基礎力が不十分な生徒にはハードルが高すぎる可能性がある。

  • 解説が簡潔すぎるため、自力で補強する必要がある。

  • 時間配分を間違えると、手がつけられない問題が増えてしまう。


実際の点数の変化:

S君が「Vパック」を最初に解いた点数は 48点。難易度の高さに苦戦しつつも、難問は排除してギリギリできそうな問題をしっかりと見直した結果、レベルは上がりました。

ただどの問題を捨てるのかの判断は難しいので、S君の場合は塾長とやりましたが学校の先生などとする方がいいかもしれません。

ポイント:「Vパック」は、標準レベルを超えた応用問題を解くことで、数学の実力を底上げします。特に難関校志望の生徒にはピッタリです。


3. Z会の「予想問題パック」——思考力と応用力を極限まで鍛える!

最後に挑戦したのが、難易度最高峰の Z会の予想問題パック

特徴と難易度:

  • 難易度は 本番より高めの難問中心

  • 解説が詳細で、問題の背景や意図まで理解できる構成。

  • 難問に慣れさせることで、本番の難化に対応できる。


メリット:

  • 難問対策に最適で、解くことで飛躍的に実力アップ

  • 解説が充実しており、思考力や論理力の向上にも役立つ。

  • 難関大志望者にとっては、最も信頼できる教材の一つ。


デメリット:

  • 数学が苦手な生徒には難易度が高すぎて挫折するリスクあり。

  • 時間がかかるため、共通テスト直前の対策には不向き。

  • 学習時間が限られている人にはコスパが悪いと感じることも。


実際の点数の変化:

最初に取り組んだときは 40点と撃沈。これはもういいと言いました笑

学校でZ会をするからということでしたが、復習も特に必要がない、7割を目指す受験生もZ会のパックは不要という判断をしています。

ポイント:「Z会」は、数学が得意な生徒向けで、応用力や思考力を鍛えたい人に最適です。


4. 3つのパックの比較まとめ

教材名

難易度

特徴

河合塾「Kパック」

本番と同レベル

基礎固めと形式慣れに最適。安定感◎。

駿台「Vパック」

本番よりやや難

応用力・思考力を鍛える難問が多い。

Z会「予想パック」

本番より難しすぎる

難問対策・難関校志望者向け。

5. あなたに最適な教材はどれ?

  • 基礎から固めたい人: 河合塾「Kパック」がおすすめ

  • 応用力を伸ばしたい人: 駿台「Vパック」で鍛えよう!

  • 難関校志望・数学得意な人: Z会の予想問題パックで挑戦!


6. あなたもS君のように逆転合格を!無料体験授業受付中!

まだ間に合います。共テまであと2週間ですが10点は上がります!

やばいという人はぜひご連絡を!!

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