全統模試で偏差値60に届かない高2生がやりがちな間違いと対策
- 塾長
- 5月7日
- 読了時間: 5分
更新日:5月9日
数学の全統模試で偏差値60を取りたい――
これは多くの高校2年生が目標とするラインです。
しかし、実際にこの壁を突破できる生徒はそう多くありません。
学校のワークを真面目にこなしている。問題集も2周終わらせた。
それでも模試になると偏差値は50台前半。「やってるのに上がらない…」
そんな声を私たちは日々耳にします。
けれど、この現象には明確な理由があります。
偏差値60に届かない生徒の多くは、“やるべき内容”と“やる順番”を間違えているのです。
ある男子生徒の話を紹介します。
彼は毎日2時間以上、数学の勉強を欠かさずやっていました。
にもかかわらず、模試の結果は偏差値48。
本人はもちろん、保護者の方も「何が足りないのか分からない」と不安を抱えておられました。
私たちが彼の勉強ノートを見て最初に気づいたのは、
“考える時間が極端に少ない”という点。
難しい問題に取り組んでいたものの、解説をすぐに読んで写して終わり、という流れ。
つまり、本当の意味で問題と向き合っていなかったのです。
模試で問われるのは、「初めて見る問題にどう取り組むか」という力。答えを暗記して終わるような勉強では、偏差値60に届くのは難しいのです。
別の女子生徒のケースも紹介します。彼女は「頑張ってるのに成果が出ない」と、毎日多くの問題に取り組んでいました。しかしその内容を見ると、難問ばかりを選んで解いていたのです。
模試本番では、時間内に処理しきれず、点数に結びつかない問題ばかり。「基礎の処理スピード」や「取りこぼさない解答力」が欠けていたのです。
京大式オンライン家庭教師のプロ講師はまず、典型問題を高速で確実に解く訓練から始め、次に「時間内に取り切れる問題」を見極める練習に取り組みました。
その結果、彼女は高2の冬に偏差値61を達成。「やっと努力が形になってきた」と、ご家庭でも喜んでいただきました。
このように、偏差値60を目指すためには、「正しい努力」が欠かせません。そしてその努力を支えるのが、“模試対策に特化した戦略”です。
独学でもできないわけではありません。
しかし、自分で教材選びから分析・戦略まで完璧に組み立てるのは非常に難しいのが現実です。
そのため、数学をプロと一緒に分析し、効率よく対策していくことが大きな差を生みます。
ここで、実際に偏差値45から62まで成績を伸ばした生徒の体験談をご紹介します。
Mくん(高2男子)は、最初の模試で数学偏差値45。自信を失いかけていた時期に、保護者の方が京大式オンライン家庭教師に相談をくださいました。
私たちが最初に行ったのは、「やっていないこと」の洗い出し。Mくんは、応用問題ばかりに取り組んでおり、基本的な処理力が不足していました。
そこで彼には、週2回のオンライン授業+毎週の勉強計画チェックを導入。「今週は2次関数の典型問題を5題、確実に解けるようにしよう」と、小さな目標を積み上げていきました。
さらに、模試の1ヶ月前からは「時間配分」「得点源の見極め」に集中。過去問や類題を使いながら、模試本番と同じ時間帯に練習する日を設けました。
結果、高2の11月の全統模試で偏差値62を達成。志望校のレベルもMARCHから早慶へとステップアップできるようになりました。
以下は、模試1ヶ月前にやっておくべき内容をまとめたチェックリストです。
どれも「偏差値60を超えた生徒」が必ずやっていたことです。
模試1ヶ月前の数学対策チェックリスト
✅ 学校のワークや基礎問題集は、時間を測って解ける状態か
✅ 間違えた問題を「自力で再現できるか」確認しているか
✅ 出題範囲の苦手単元をはっきりさせてあるか(特に関数・図形・場合の数)
✅ 模試形式の演習を最低2回は通しでやっているか
✅ 解ける問題と、時間がかかる問題の“線引き”ができているか
✅ 見直しの時間配分を含めた「時間戦略」ができているか
これらを意識して学習すれば、偏差値60は現実的なラインになります。
逆に言えば、ここを疎かにしたまま「とにかく量をこなす」だけでは、何度模試を受けても得点は伸び悩んでしまいます。
私たち京大式オンライン家庭教師では、数学と英語に特化して、全国の受験生をオンラインで指導しています。
授業は「ただの質問対応型」ではなく、プロ講師が授業と計画管理を両立する指導です。担当するのは元高校教員や、大手予備校で難関大コースを担当してきた経験豊富な講師のみ。学生講師ではなく、プロによる“逆転合格”に向けた本物の指導をお届けしています。
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