【保存版】GWで受験勉強を加速させる5つのポイント
- 葉月真緒
- 4月29日
- 読了時間: 8分
更新日:4月29日
ゴールデンウィーク(GW)は、受験生にとって貴重な学習のチャンスです。
学校の授業が止まり、自分の時間をたっぷり使えるこの期間を、どう過ごすかで今後の成績に大きな差が生まれます。
特に、これから本格化する受験勉強に向けて、自分のペースを確立する絶好の機会でもあります。ここでしっかり準備ができれば、夏休み以降の勉強もスムーズに進めることができるでしょう。
逆に、何となく過ごしてしまうと、周りのライバルたちに置いていかれてしまう危険も…。「まだ大丈夫」と油断せず、GWを有効活用することが合格への近道です!
この記事では、GWに受験勉強を加速させるための5つのポイントを分かりやすく紹介していきます。ぜひ最後まで読んで、あなたの勉強計画に役立ててくださいね!
【ポイント①】基礎固めで得点力を底上げする
GWでまず取り組むべきは、基礎固めです。具体的には、「教科書」「学校配布の問題集」「基本単語帳」の3つを徹底的にやり直しましょう。
たとえば英語なら、・ターゲット1900を3周する・文法問題集(Next Stageなど)を毎日30ページ進めるといった目標設定がオススメです。
数学なら、・学校のチャート式(青チャートやFocus Goldなど)の例題を全問解き直す・間違えた問題にはすべてチェックを入れ、翌日に再挑戦するといった方法で、基本パターンの定着を図りましょう。
このとき注意してほしいのは、「解き方を覚えたつもり」で満足しないこと。問題を見た瞬間に手が動くレベルまで仕上げるのが目標です。
また、勉強時間の配分もポイントです。1日の学習時間のうち、最低50%は基礎固めに使いましょう。特に、苦手科目にはあえて多めの時間を割き、GW中に「苦手意識」を克服するチャンスに変えることが大切です。
もし何をすべきか迷ったら、「受験本番で絶対に出る基本問題を、今、どれだけ完璧にできているか?」この問いを自分に投げかけてみてください。答えに自信が持てないなら、それが今、取り組むべき基礎です!
【ポイント②】弱点克服に集中する
GWは、今まで後回しにしてきた「苦手分野」と真剣に向き合う絶好のチャンスです。苦手を放置すると、秋以降の成績伸び悩みの原因になります。今のうちに、「苦手リスト」を作って、一つひとつ潰していきましょう。
具体的には、次の手順で進めるのが効果的です。
①自分の苦手分野を書き出す例えば、
数学:確率、ベクトル
英語:関係代名詞の使い方、長文読解
化学:無機化学の暗記
②苦手分野専用の「特別スケジュール」を作る通常の勉強時間とは別に、毎日2〜3時間を苦手対策にあてましょう。たとえば、
朝1時間→英語の関係代名詞の問題集を20問
夕方2時間→数学の確率分野の典型問題を50問といった感じで、毎日具体的な目標を立てて取り組みます。
③「完璧」ではなく「普通に解ける」レベルを目指す苦手をゼロにするのは大変ですが、まずは**「普通に6割〜7割取れる」**ことを目指してください。完璧主義になりすぎると時間がかかりすぎて、逆に勉強が進まなくなります。
また、苦手対策の際は**「なぜ間違えたか」を必ずノートにまとめる**習慣をつけましょう。理由が分かれば、次に同じ間違いを繰り返す可能性がグッと減ります。
【成功例エピソード】
実際に、医学部に合格したAさん(現役生)は、GW中に「数学の確率」が大の苦手であることに気づきました。それまでの模試でも、確率分野だけ大きく点数を落としていました。
そこでAさんは、GWの10日間で、
教科書の例題を5周
確率問題だけを集めた問題集を毎日30問
間違えた問題の解き直しを3回を徹底しました。
最初は正答率3割程度でしたが、GW明けには7割近くまでアップ。その後の模試では、確率問題で満点を取れるようになり、結果的に志望校合格につながりました。
Aさんはこう言っています。
「GWのうちに弱点を『できる』に変えたことで、夏以降の勉強に自信が持てた。あれがなかったら今の自分はなかったと思う。」
このように、GWは弱点克服のゴールデンタイムです!今すぐ、あなた自身の「苦手リスト作成」から始めてみましょう!
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【ポイント③】早寝早起きを徹底する
受験勉強というと、「とにかく夜遅くまで頑張る!」というイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、合格する受験生ほど、実は早寝早起きを徹底しています。
なぜなら、本番の試験は朝型で行われるからです。試験開始の9時〜10時に脳を最も働かせるためには、普段から朝型生活に体を慣らしておく必要があります。
では、GW中にどんな生活リズムを目指すべきか。オススメのタイムスケジュールは、次の通りです。
6時〜7時:起床、朝食
7時半〜12時:集中して勉強(暗記科目・問題演習)
12時〜13時:昼食・軽い休憩
13時〜17時:集中して勉強(応用問題・過去問演習)
17時〜18時:散歩や軽い運動
18時〜19時:夕食
20時〜22時:復習・計画立て
22時〜23時:就寝
朝の3時間を最も大事にすることがポイントです。特に暗記科目は、朝一番にやると吸収率が格段にアップします。
【成功例エピソード】
現役で難関国立大に合格したBさんは、高2の終わりまで夜型生活で、夜中の2時まで勉強していました。しかし、模試では朝9時の試験開始時に頭がぼーっとして、思うような点数が取れず、危機感を持ちました。
そこで、GWを機に生活を一変。
夜22時には必ず就寝
朝6時起き
朝の時間帯に数学の問題演習を中心に勉強このリズムを徹底しました。
最初の数日は体が重かったそうですが、1週間もすれば完全に慣れ、朝9時にはフル回転できる頭を作ることができたそうです。
【補足】夜型と朝型、成績にどれくらい差が出る?
実は、ある教育機関の調査によると、朝型の受験生の方が夜型の受験生より、平均偏差値が5〜7ポイント高いという結果が出ています。これは単純に「勉強量の差」ではなく、脳が働く時間帯の違いが大きな要因です。
夜型の人は午前中に集中力が上がりづらく、試験開始から1〜2時間は実力を出し切れないことが多いのです。一方、朝型の受験生は、試験開始と同時に最高のパフォーマンスを発揮できます。
つまり、生活リズムを整えるだけで、本番での実力発揮率が大きく変わるということ。GW中に朝型に切り替えることは、志望校合格に直結する「隠れた必勝法」と言えるでしょう!
【ポイント④】生活習慣を受験モードに整える
GWは、単に勉強時間を増やすだけでなく、生活全体を「受験モード」に切り替える絶好の機会です。生活リズム、食事、運動習慣までトータルで整えることで、集中力と学習効率が飛躍的にアップします。
まず意識してほしいのは、規則正しい生活リズム。早寝早起きだけでなく、毎日同じ時間に食事・勉強・休憩を取ることが大切です。体内時計が安定すると、自然に集中力が高まります。
次に、バランスの良い食事です。脳を活性化させるには、朝食が特に重要。ごはんやパンなどの炭水化物、卵や納豆などのたんぱく質、野菜をしっかり取ることで、エネルギー不足を防ぎましょう。また、間食にはチョコレートやナッツなど、脳の働きを助ける食材がおすすめです。
さらに、軽い運動も取り入れると効果絶大です。毎日10〜15分程度のストレッチや散歩をすると、血流が良くなり、脳がリフレッシュします。勉強の合間に軽く体を動かすだけでも、集中力が回復しやすくなりますよ。
【成功例エピソード】
早稲田大学に合格したCさんは、高3のGWに生活を一新しました。それまでは夜型で、朝食も抜きがち、運動ゼロという生活でしたが、GWを機に、
毎朝7時に起きて朝食をしっかり食べる
昼食後に15分だけ近所を散歩する
夜22時には必ず就寝
というルールを自分に課しました。
すると、わずか2週間で、「頭がクリアになって、勉強中の集中力が全然違う!」と実感できるようになり、夏以降の模試で安定してA判定を取れるようになりました。
Cさんは言っています。
「生活を変えたら、努力の効果が何倍にもなった気がしました。小さな習慣が、合格を引き寄せてくれたと思います。」
生活を整えることは、最強の受験対策の一つです。GWをきっかけに、あなたも「合格体質」に変身しましょう!
まとめ:GWを活かして一歩リードしよう!
ゴールデンウィークは、ただの連休ではありません。**受験生にとっては、差を広げるための「勝負の期間」**です。
今回紹介した4つのポイント、
基礎固めで得点力を底上げする
弱点克服に集中する
早寝早起きを徹底する
生活習慣を受験モードに整える
を実践すれば、あなたの学力と受験体質は確実にレベルアップします。
重要なのは、「完璧にやろう」と思いすぎず、できることから確実に始めることです。たとえ小さな一歩でも、GW中に踏み出した人だけが、夏以降の大きな成長をつかむことができます。
周りの受験生がだらけがちなこの時期に、コツコツ積み重ねた努力は、必ずあなたの大きな武器になります。「GWに全力を尽くした」という自信が、受験本番でもあなたを支えてくれるでしょう。
さあ、今日からできる一歩を踏み出しましょう!
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