こんにちは。いつもはほぼ一人運営でブログをやっていたのですが、本日から二人体制で運営させていただきます。萌と言います。よろしくお願いします。
簡単に自己紹介ですが、私は京大式オンライン家庭教師の一期生です。
当時は今ほど知名度がなくて(笑)たまたまネットで探していたら見つけた家庭教師でした。先生の自己紹介を見て受講料も安かったし、経済的にいけると思って入塾しました。
結果だけを伝えると、1年間で数学の偏差値が30上がり全統模試では偏差値75を取りました。センター試験は188点でした。東京大学に入りました。そんな感じです。ちなみに私の学校では私が初の東大生だったらしくて、横断幕が掲げられていました笑
現在は勉強の楽しさを伝えようと、皆さんがおそらく知っている教育系の会社で働いています。さて、私が当時を振り返ってのレビューを書かせていただきます。
1. 数学の成績が伸びない…そんな時に出会った『入門問題精講』
「数学の模試の偏差値が45…。どうしよう、このままだと志望校どころか安全圏も危ない。」
高校2年生の秋、私は絶望的な気持ちで模試の成績表を見つめていました。
教科書の問題はなんとなくわかるけれど、模試では歯が立たない。先生に質問しても、「とにかく公式を覚えて使えるようにしなさい」と言われるだけで、具体的にどう勉強を進めれば良いのかわからず、時間だけが過ぎていました。
そんな時、先輩におすすめされたのが『数学I・A 入門問題精講』でした。
「これやったら偏差値上がるよ!基礎からしっかり固められる問題集だし、最初は難しく感じるけど、解説を読めば絶対わかる!」
期待半分、不安半分で、この問題集を手に取りました。
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2. 実際にやってみてわかった『入門問題精講』の特徴
① 問題は厳選されていて効率的!
まず感じたのは、問題数が非常に適量であること。
「この問題を解けるようになれば、この単元は大丈夫!」というテーマごとの代表的な問題が収録されており、短期間で基礎力を固めるにはぴったりです。
例えば、二次関数や場合の数など、苦手意識が強かった分野も、「ここを抑えれば良いんだ」と思えるようになりました。
② 解説が少し淡泊…初学者には厳しい部分も
一方で、解説については少し難しいと感じる部分もありました。
例えば、途中式が省略されている箇所が多く、「どうしてこうなるの?」と疑問が残ることがありました。
ある程度数学の基礎ができている生徒なら、自力で補完できるかもしれませんが、私のように模試で偏差値40前後の生徒には、正直ハードルが高いと感じました。
「わからない問題を質問できる環境が必要だ」と、この時痛感しました。
③ 教科書の内容を理解した後のステップとしては良いかも
この問題集は、教科書の基本問題をマスターした後に取り組むのが最適です。
もし、教科書レベルの問題がまだ曖昧な状態で始めると、解説が難しく感じる可能性が高いです。
そのため、まずは教科書の復習を徹底し、簡単な問題を確実に解けるようにしてから、この問題集に取り組むことをおすすめします。
3. この問題集のメリットとデメリット
メリット
厳選された問題で効率的に学べる!
→ 必要以上に問題が多くないため、短期間で基礎力を固められる。
コンパクトなレイアウトが復習に便利!
→ 問題と解説が見開きで確認でき、復習しやすい設計になっている。
代表的な問題を網羅!
→ よく出るテーマが押さえられているため、模試対策に効果的。
デメリット
解説が淡泊で独学には厳しい場合も
→ 途中式や背景説明が省略されているため、初学者にはわかりづらい部分がある。
教科書が理解できていないとつまずく可能性大
→ 教科書の内容が不十分な状態で始めると、難易度が高く感じる。
質問できる環境が必要→
わからない箇所を放置せず、すぐに解決できる環境が求められる。
4. 『入門問題精講』を使うべき人、避けるべき人
おすすめの人
教科書レベルの基礎がある程度固まっている人。
模試の偏差値が40前半〜45前後の生徒。
質の良い問題に効率よく取り組みたい人。
おすすめしない人
教科書の内容が曖昧な状態の初学者。
数学が大の苦手で、基礎から丁寧に学び直したい人。
解説を読んでも「なぜこうなるのか」がわからないと感じる人。
5. 『数学I・A 入門問題精講』で成果を上げるための使い方の工夫
この問題集を使いこなすためには、いくつかの工夫が必要です。独学では難しい部分もあるため、以下の方法を参考にしてください。
① わからない部分は質問する環境を整える
『数学I・A 入門問題精講』の解説は簡素な部分があるため、独学で進めると「途中式がわからない」「公式の使い方がイメージできない」と感じることがあります。
その場合は、学校の先生や家庭教師、オンライン塾などに質問できる環境を作りましょう。当塾では、授業外のLINE質問対応も行っており、「わからない」をその場で解決できます。
② 復習を重視する
『入門問題精講』は問題数が厳選されている分、1問あたりの質が高いです。そのため、「解けなかった問題」「間違えた問題」を徹底的に復習することが重要です。
「1周して終わり」ではなく、同じ問題を3回以上繰り返し解くことで、理解が深まり、実力が着実に上がります。
③ 他の教材と併用する
教科書レベルの問題がまだ不安な場合や、『数学I・A 入門問題精講』の解説がわかりにくい場合は、別の参考書や問題集と併用するのも一つの手です。
6. まとめ—初学者に必要なのは「自分に合った教材」!
『数学I・A 入門問題精講』は、確かに効率的な問題集ですが、解説が難しいと感じる場合もあるため、初学者には必ずしも適していないことがあります。
数学が苦手な方は、まずは教科書や別の基礎的な問題集で力をつけた後、この問題集にステップアップするのが良いでしょう。
当塾では、一人ひとりに合った問題集や学習プランを提案し、わからない箇所を丁寧に解説しています。「この本をやりたいけれど、わからないところが多い」という方も、ぜひご相談ください!
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