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「青チャートを独学で進めるのは危険?失敗しない正しい使い方と限界とは」

  • 執筆者の写真: 塾長
    塾長
  • 4月16日
  • 読了時間: 4分

更新日:4月26日

はじめに

高校数学の参考書といえば、多くの学校で採用されているのが「チャート式」。その中でも、「青チャート」は“標準的な網羅型参考書”として広く知られており、受験生の多くが手にしています。あなたの学校でも、配布された経験があるのではないでしょうか?

しかし、この「青チャート」、よく「最強の問題集」としても語られますが、実は独学で進めるにはかなり難易度が高い教材でもあります。


「学校で配られたけど、どう進めればいいのかわからない」 「途中で挫折して積み重なったままになっている」 「わかる問題と、さっぱり手がつかない問題が混ざっている」

こうした声を、私たち京大式オンライン家庭教師でも、これまでに何度も耳にしてきました。

このページでは、

✅「青チャートがなぜ独学で難しいのか?」

✅成果を上げるための使い方

✅うまくいかない原因と解決法

を明らかにしていきます。

青チャートでつまずいている方、これから使ってみようと思っている方、保護者の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

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青チャートは万能じゃない

「青チャートって、全部やれば東大でも受かるらしいよ」

「学校で配られたから、これをやれば大丈夫なんでしょ?」

——そんなふうに思っていませんか?

青チャートは、数IAから数IIIまで幅広い範囲を網羅

✅ 例題・重要例題・演習問題と段階的な構成

✅ 問題数も豊富、入試頻出パターン多数収録

ですが、それは “使いこなせれば” の話。


青チャートは「網羅型」であるがゆえに、

  • 何をどうやって

  • どこまでやればよいのか

が見えにくく、目的や計画なしに取り組むと、“ただ解くだけ”で終わってしまうことが多いです。


さらに、

「説明が詳しいようで、実は飛ばしている」 「途中式が省略されていて理解が追いつかない」

こうした構成が、「理解したつもり」で終わる原因になりやすいのです。


独学だと挫折する理由

「よし、今日から毎日5問ずつ青チャートを解こう!」と意気込んでも……

✅ 1週間でペースが崩れる ✅ 解説がわかりづらくモヤモヤ ✅ 間違えても理由がわからない ✅ 結局手が止まってしまう…

青チャートの解説は「理解できる人」向けに作られているため、

  • なぜこの解法を使うのか

  • なぜこの式変形になるのか

といった初学者の疑問には答えてくれません。

また問題数が多いため、「全部やらないといけないのでは?」というプレッシャーで、

焦って消化不良に陥る人が非常に多いのです。


青チャートを“使える力”に変えるには

青チャートを活かすカギは、「例題 → 再現 → 応用」のサイクルです。

🔷 例題を読んだら、自分でノーヒントで解いてみる

🔷 何度も繰り返して再現力を高める

🔷 類題や応用問題で理解を深める

また、青チャートの中の問題構成は次の4種類:

  • 例題

  • 重要例題

  • Exercise(エクササイズ)

  • Practice(プラクティス)

💡ここで重要なのは、すべてをやらなくてもいいということ。

特に 「プラクティス」には手を出さなくてOK。

👆おすすめは、「例題」と「エクササイズ」に絞って、徹底的に反復演習すること!


さらに、高校3年生から青チャートを始めるのは危険です。

理由は明確で、

  • 網羅性が高く

  • 問題数が多く

  • 仕上げに時間がかかる

からです。途中で時間切れになるリスクが非常に高いのです。


では、どうすればよいのか?

正しいナビゲーションと指導を受けながら進めるのがベストです。

その一つの選択肢が、京大式オンライン家庭教師を活用する方法です。

青チャートに縛られず、生徒ごとの状況を分析し、必要に応じて以下のようなサポートを行います:

  • 生徒の志望校や学力に合わせて「やるべき問題」を選定

  • 苦手単元には別冊の特化プリントを用意

  • わからない問題はその場でLINEまたはオンラインで即解説

  • 再現演習・模試対策・過去問接続まで丁寧に指導

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青チャートを武器に変えるには、伴走者の存在が欠かせません。教材に生徒を合わせるのではなく、生徒に合った学習方法を設計する。それが私たちの方針です。

まとめ

✅ 青チャートは優れた教材だが、使い方を間違えると効果は出ない ✅ 独学で進めるには時間と戦略、そして客観的な視点が必要 ✅ 高3からの着手や、プラクティス中心の勉強は非効率 ✅ 「例題」「エクササイズ」に集中するのが効率的 ✅ そして、誰かと一緒に“正しく使う”のが最大の近道

青チャートが難しい、うまく進まないと思ったら、まずは相談してください。京大式オンライン家庭教師が、あなたにとって最適な「数学の学び方」を提案します。

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